Title / 一本の森 – A FOREST
Color paper, Wire, Net / 13m(W)×10m(D)×5.5m(H)

 

本と美術の展覧会vol.1

「絵と言葉のまじわりが物語のはじまり~絵本原画からそうぞうの森へ~」
展覧会チラシPDF

◇会 期: 2017年8月4日(金)〜10月22日(日)
◇会 場: 太田市美術館・図書館 ホームページ
◇時間: 10時〜18時/休館日 月曜日
◇入場料: ¥500

 

 

作品解説:

現代美術家・中島崇(1972年、東京都生まれ)は空間の特性を最大限活かしたインスタレーションにより、伸びやかに環境を異化する作品を作り続けている。作品の中で人と人とが出会い、語らい、新たな思考を発見し、鑑賞者も作品の一部となり、作品もまた鑑賞者の一部となる。
そのような作品と鑑賞者の関係性の構築を目指して日々、制作に取り組んでいる。
1994年桑沢デザイン研究所写真研究科卒業。2001年ベルリン在住。Gallery OUT of PLACE TOKIOをはじめ個展多数、フランス大使館建替えの際の大型企画展「No Man’s Land」(2009,旧フランス大使館)や3331ArtFair(2014, 3331アーツ千代田)、アートライン柏(2014,2016,柏市内)などグループ展への招聘も多く、参加型制作、子ども中心のワークショップなどにも力を入れている。摘水軒記念文化振興財団助成(2014、2016)。
本展ではユニークな4作家の絵本原画をひとつの空間の中でゆるやかにひとつに繋ぐ意欲的なインスタレーションを、滞在制作を経て制作、発表。
深呼吸して、ぜひこのギャラリー空間全体をご堪能ください。

テキスト/共同キュレーター  野崎昌弘